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20020811
まりはアクアライン(2002/8/11)

20020811
- 神奈川県藤沢市 → 福島県いわき市-

 大学時代からの友人Kが家を買った。場所は神奈川県藤沢市。この7月に完成したばかりである。日本では住むところを確保するために途方もない金を使わなければならない。政府が歪んでいるのか?国民が歪んでいるのか?原因のひとつは人間が多いからだろう。さらに人間は本質的に寂しがりやでひとつの場所に群れて暮らそうとするのか。あるいは自分の利益のために都会に集まるのか。  まあ、住宅問題については今語ることではない。とにかくみちのくへの旅の途中に友人Kの新築の家に押しかけようと、僕と友人Sは企てた。「8月10日、午後1時に行くから。で、一晩泊めてね」という我々のずうずうしい企みを快く受け入れてくれた友人Kの一家のみなさん、どうもありがとう。
  

 8月11日朝、友人Kの家で心地よく目覚めた。朝食まで用意してもらった。僕の場合、朝食を食べることなんてめったにない。旅にでた時や実家に帰った時くらいである。友人Kの奥様手作りの朝食をいただき、荷物を友人Sのクオリスにに積み込む。今回の旅は僕のビートではなく、友人SのマークIIクオリスで行くことになった。目的地は「東北」であることにしか決まっていない。実にいいかげんな旅である。東北へ行こうと言い出したのは僕だ。バイクのツーリングの雑誌の八幡平の特集があり、なんとなく東北へ行きたくなった。それに世界遺産・白神山地を見てみたいし、十和田湖もよいだろう。そんなことで漠然と東北地方への旅が決まったのだ。この時点では、旅は3泊4日で8月14日には清水に戻る予定でいた。
 車に乗って今日の行程を確認する。東北地方へは東北自動車道を使って到達する予定だが、ややこしい首都高速を走るのが、我々田舎者にとってはかなりの体力と知力を消耗する。そこで遠回りになるが東京湾アクアラインをとおり、木更津まで行き、常磐道、そして東北道で仙台まで行こうということになった。仙台あたりで健康ランドにでも泊まろう。そう計画した。
 藤沢の友人K宅を出発したのは午前9時過ぎだろうか。川崎新道を使いアクアラインを目指す。途中、高速を降りて一般道を走り、午前11時ごろ浮島ICに到着した。高速首都高湾岸線を使えばもっと早く到着できたような気がするが、友人Sのカーナビのルート検索が適切ではなかったのか?あるいは我々がカーナビの使い方をよくわかっていなかったのか?
 浮島ICからいよいよ東京湾アクアラインに入る。アクアラインは神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ、片側2車線・延長15.1kmの一般有料道路で、東京湾の海底約15mのところに掘られたシールドトンネルと、橋梁で構成されている。途中、トンネルと橋梁の接続部に人工島があり、「海ほたる」と呼ばれるパーキングエリアがある。5階建てでショッピングセンタを思わせるようなPAだった。休日ということもありかなりの混雑を予想していたが、思ったほどではなかった。
 エスカレータで4階、5階に上がり、展望台から東京湾を望む。海は穏やかだが風が強い。彼方に大都会東京が霞んで見えた。土産物屋やレストランなどの施設が充実しているが、やはりショピングセンタの印象は拭いきれない。それほどの感動はなかった。夜であれば東京の夜景が瞬く銀河のように美しく見えるかもしれない。海ほたるの名前の由来は海蛍というエビだかプランクトンだかよくわからない生物であるというが、それがどうした、だからなんだという感じだった。  海ホタルパーキングエリアで2時間程度すごし、木更津へ向かう。木更津の料金所で支払ったアクアラインの通行料は3000円だった。距離と比較するとかなり高いような気がする。が、東京湾沿いにぐるりと回って木更津に到達することを考えると、時間も短縮できるしお得な気もする。


- 東京湾アクアラインへ -
やや道に迷った


- 海底トンネル -
思ったより空いていた


- 東京湾 -
「海ほたる」より



 - 北浦あたりの橋 -
霞ヶ浦は?。。。

 さて、木更津からどうやって東北道に乗ろうか?助手席の僕がカーナビを見ながら思案する。うーん、せっかくアクアラインを通ってきたのにさいたままでいくのはなんか馬鹿らしい。
「さあて、どうしようか」
「この辺ってなんか、観光スポットないの?湖とか」と友人S。友人Sは湖が好きらしい」
「おおっ霞ヶ浦があるわ」
「よしそれだ!」
 木更津から千葉、成田を通り、霞ヶ浦を目指す。どのようなルートだったのか今となっては記憶にないが、いつの間にか霞ヶ浦を通り過ぎ、北浦を左手に見ながら海岸線を走っていた。
「あらあ、霞ヶ浦過ぎちゃったよ。今左に見えているのは北浦だ」と僕。 「うーん、まあ、もう霞ヶ浦行かなくていいか。なんか何にもなさそう」 ということで、そのまま海岸線を走る。
 水戸。
 東海村。
「東海村ってさあ、原発事故あったよなあ」
「ああ、ウランをバケツで運んじゃったってやつだっけ?」(違う?)
 大体、核分裂によってエネルギイを得ようとするから危険なんだよ。常温核融合が実現できれば。。。などとたわいもない会話をする。


- いわき健康センター -
友人Sの愛車 マークIIクオリス!!

日立。 高萩。 北茨城を通過し、福島県に入った。時刻はもう夕方。仙台はまだまだ遠い。まあ初日から無理をすることもないということで宿泊施設を探すことにした。。いわき市にいわき健康センターなる健康ランドがある。今日はそこで一泊しよう。
 いわき健康センターは福島県いわき市小浜町中にある、いわゆる健康ランドで、入場料を払えばお風呂や仮眠室での休憩ができる。さらに深夜料金を支払えば翌朝まで休憩できるため、ビジネスホテルで宿泊するより安い。ただ、仮眠室はざこ寝で、他人のいびき等が気になる人は辛いかもしれない。あとモーホー(ホモ)に襲われたなどの噂も聞く。
 いわき健康センターに入場し、まずお風呂。露天風呂、ジェットバス等さまざまな風呂があった。お湯は温泉だろうか?違ったかもしれない。とにかくサウナ、水風呂、露天風呂と次々と入る。漢方薬湯というのは初体験だが、日焼けしたからだがひりひりと痛む。注意書きには「体の悪い所がひりひりとします」とあった。しばらく漬かっているとち○こがひりひりとしてきた。僕の場合、ち○こが悪いのか?かなり心配になったが、宴会場で湯上りのビールを飲んでいるうちにそんなことはすっかり忘れてしまった。
 その後、ゲームセンタでスロットやパチンコをする。友人Sの姿はいつの間にか見えなくなっていた。仮眠室で爆睡しているのだろう。午前12時ごろ、僕も仮眠室に入り眠った。こうして旅の初日は終わった。健康ランドは快適だった。味を占めた我々は、今回の旅の宿泊をすべて健康ランドにするのである。

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