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20020813
幡平、十和田湖、そして奥入瀬渓谷(2002.8.13)

20020813
- 岩手県西根温泉 → 青森県八戸市 -

 初秋を思わせるような涼しさを感じた。気温は20℃くらいだろうか。ゲンデルランドの広々とした露天風呂からあがると、心地よい微風が熱った体を通り抜けていく。熟睡した後の風呂はなんと気持ちの良いものだろう。こんな生活を毎日続けていればストレスなんかたまらないかも知れない。
 ゲンデルランドからまず八幡平を目指すことにした。八幡平アスピーテラインは今回の旅の目的のひとつである。時刻は午前8時頃。我々は朝食をとらないでゲンデルランドを出発した。   

 およそ30分ほど、うす曇の田舎道を走ると、アスピーテラインに入った。いくつかのスノーシェイドを潜り抜け、くねくねとした山道をあがっていく。あたりの山々は雲に覆われ、その緑色の姿を隠している。マークIIクオリスのサンルーフを開けると、涼風が車内をかけていく。フルオープンでないことが悔やまれた。ビートで走ったらどんなに気持ちよいのだろう。1時間程走った後、峠のドライブインで朝食をとることにした。客は僕たちだけだった。山菜うどんらしきものを食べたのをかすかに覚えている。八幡平スキー場の近くだったと思う。その後展望台に立ち寄ったりしながら、やはり温泉だ!ということで、八幡平スキー場近くの「ふけの湯温泉」に向かう。
 ふけの湯温泉は雄大な山々に囲まれた木造のロッジを思わせる山荘だった。他に見物は見当たらない。山間の一軒宿だ。ロビーの所々に使われた木々はなかなか良い雰囲気を醸しだしている。この時は気づかなかったがふけの湯温泉は子宝の湯として有名で「金精様」が祭られている。本当に気づかなかったが、今写真を見ると、「金精様」には大小様々な男性器がずらりと並んでいる。これほどリアルな「モノ」に何故気づかなかったのだろうか。写真まで撮ってるのに!
 ふけの湯温泉の内湯に入る。ふんだんに使われている木材が温泉の湯でぬめっている。独特の鄙びたを空気が我々を癒してくれる。しかし、内湯はやや温度が高く、長く漬かっていられなかった。併設されている露天風呂に行ってみる。湯船の大きさは内湯と同程度、こちらはぬるめの湯だった。ただし、湯に漬かりながら雄大な山々の景観を見ることができないのが残念だった。湯からあがり、しばらくロビーでくつろぎながら次の目的地を決める。ロビーに貼ってある東北地方の地図を見ながら、あれこれと思案する。旅での最も楽しい時間であ る。
 「どこか面白いところないのか?」
 「おおっ、これはどう?ストーンサークル」
 発見したのは僕の方だったと思う。
 「ほう、面白そーじゃん」


-アスピーテラインのスノーシェイド -
いくつか続いていた


- アスピーテラインにて -
天候ははっきり言って悪い


- ふけの湯温泉 -
やや熱め



 - ストーンサークル -
日時計なのか?


 - ストーンサークル -
遺跡に侵入する友人S

 ストーンサークル(大湯環状列石)。この不思議な遺跡は秋田県鹿角市にある。ストーンサークルといえばイギリスにあるやつが有名だ。僕も巨石でできたものを想像していた。しかし大湯環状石は、それとは違い、数多くの小さな遺跡を円形に配置したものである。道路をはさんで二つの環状石があった。周りは目に鮮やかな緑の芝生で覆われていた。観光客は少ない。遺跡が作られたのは縄文時代後期らしい。今から4000年程前のこと。何故このような幾何学的で精密な配置をしたのか?日時計?祭祀祭壇墓地?目的は謎らしい。
 それにしても人が少ない。遺跡の周りには数えるほどの観光客しか見当たらない。  「おい、S君、そこの石、取ってきちゃえよ」  「どこかでそれらしい石持ってきて、遺跡の中に置いちゃっても誰も分からないんじゃない」  「いや、きっとカメラがあって我々の行動は監視されている」 などとくだらないことを言いながらも、とりあえずひととおりの遺跡を観察した。遺跡の中の施設でインターネットが無料で利用できた。さっそく今夜の宿を探す。安い温泉旅館を探すが結局見つからずに、八戸あたりの健康ランドで良いだろうということで十和田湖に向かって出発した。


- イワナ?の塩焼き -
美味しかったよーん


- 十和田湖 -
やっと十和田湖が見えた


- 十和田湖 -
水は澄んでいる

 鹿角市でストーンサークルを見たあと、山道の国道103号を十和田湖を目指す。30分ほど走ったところで腹が減ってきた。時刻は13時を過ぎたところ。そういえばまだ昼食を取っていない。山間の釣堀に通りかかった。食堂もあるらしい。そこで昼食にした。釣りはしなかったが、釣堀から取り出した新鮮(?)なヤマメかあるいはイワナかどちらか忘れたが、定食を食べた。うまい。炭火で焼いた川魚の塩焼き。居酒屋ででてくる焼き魚とは一味違うような気がした。
 その後、1時間ほど山道を走るとようやく十和田湖が見えた。時折小雨がぱらつく天候。十和田湖の青さはややくすんで見えたのか?それほどの感動はなかった。展望台で記念撮影をして、十和田湖の周りを走る。期待していたような絶景は見られなかった。何か足りない。確かに湖のすぐ近くまで迫っている山々の緑は鮮やかで、目に心地よい。そうだ水の青が足りない。太陽光を反射してきらきらと輝く湖面の青が足りないのだ。やはり曇った天候では絶景は望めないのか。
 十和田湖を半周ほどした。同じような景色にやや飽きてきた。
 「今日はどこに泊まろう?」と僕。
 「三陸海岸をみたいんだよなあ。リアス式海岸。だから太平洋側に出よう」
 「明日、清水に帰る予定だよなあ。今ごろ十和田湖で帰れるかなあ」
 「まあ、帰りはいつだっていいじゃん。三陸海岸見よう」
 「となると、八戸あたりかなあ。どこか右に曲がってとにかく東の方か」
 何気なく右に曲がり、再び山道に入っていく。その道は奥入瀬渓に通じていた。  


- 奥入瀬渓流 -
雨のため増水


- 雲井の滝 -
迫力あり

 −奥入瀬渓流。
十和田湖から流れ出す奥入瀬川で、十和田湖畔の子の口から約14km先の焼山までが奥入瀬渓流と呼ばれる。雨で増水した奥入瀬川が道のすぐ脇を流れる。道路と川がこれほど接近しているのを見たことがない。ちょっとした迫力がある。川の水はやや濁っているが、もともとは澄んだ美しい渓流なのであろう。所々に滝があり、観光客が路上駐車している。道は狭いため路駐は迷惑だが、我々も滝を見たい誘惑に負けて、ついに路駐して雲井の滝に向かい、遊歩道を歩き始めた。時折、夏にしては冷たい雨が肌を濡らした。
 遊歩道を15分程てくてくと歩いた。雲井の滝周辺は混雑して車を止める事ができなかった。森林に囲まれた遊歩道は雨に濡れた木の生々しい香りで満ちていた。滝に近づくにつれて観光客が増えてきた。濃緑色の木々の間からまるで森林が生命を持っているかのように力強く水が流れ出していた。雲井の滝だ。奥入瀬渓流にある数々の滝の中でも最も見ごたえのある滝らしい。滝壷の近くまで行ってみた。間近で見ると僕がこれまで見た滝の中でも一番迫力があった。じっと見ていると滝の水しぶきが一瞬止まった。ごうごうという音も消えた。それは細かい白い糸が幾重にも重なりうねっているように見えた。素直に美しいと感じた一瞬だった。その後、遊歩道を歩き、車に戻り、八戸を目指した。  

 カーナビで検索した結果、今夜の宿は「八戸ゆーゆーらんど 新八温泉」に決定した。八戸市に入ったのは午後5時くらいだろうか?まだ 宿泊先に行くには時間が早い。とりあえず場所を確認した後。しばらくパチンコ屋で過ごすことにした。カーナビで今度はパチ屋を探す。 片側片側2車線結構大きな通りをはさんで2件のパチ屋があった。とりあえず、そこで2〜3時間過ごしたと思う。友人Sはスロットで大勝し、 僕はパチンコで大負け。このところパチンコで勝っていない。まあそういう時期もあるだろう。その後、新八温泉へ向かった。なぜかこの 健康ランドの写真がないので今となってはよく覚えていない。とにかく温泉に入り、身も心もさっぱりした後、生ビール。何度も言うよ。 残さず言うよ。健康ランドは良い。完全に癖になった。

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