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20011027
岐うどんと瀬戸大橋(2003/3/17)

  やしま第一健康ランドの明け方の露天風呂で、ぼくは空をみながらぼんやりとしていた。雨は降っていないが天気はぱっとせず、灰色の雲が空を覆っている。今日も太陽を見ることはできないのだろうか?
 露天風呂に入りながら今日の行程を考えた。おととし四国に行った時に四国カルストに行けなかった。それと本場の讃岐うどんを食ってないのに気づいた。
 今日はまず香川で讃岐うどんを食い、それから四国カルストを走ってみようと、この時漠然と思った。
 湯から上がり、しばらくロビーでテレビを見ていた。イラク情勢は戦争に向かって進みつつある。国連の合意がなくとも、米国はイラクを攻撃しそうな構えだ。ぼくはこの休職中に海外旅行へ行ってみたいと思っていたが、戦争では難しいかもしれない。
 チェックアウトを済ませて、ビートに乗り込み、カーナビで今日の行程を確認する。まず讃岐うどんを食べたい。香川の高松に行けば食べられるだろう。しかし四国カルストはずっと南で高知県へ向かうルートだ。こうなると四国でもう一泊しなくてはならない。
 ぼくはしばらく考えた。天気もあまりよくないこともあり、四国カルストをあきらめ、讃岐うどんを取ることにした。カーナビで高松までのルート検索をして、ギアをローに入れ、出発した。


KYUYU.JPG
- 瀬戸大橋 -
空が晴れてきた
 SA1.JPG
- 瀬戸大橋 -
こうしてみると巨大である

 雨は上がっていたが、うす曇で風は冷たい。2時間程度走ると高松についた。瓦町駅の近くの駐車場に車を止めて、駅前のアーケード街を歩いた。歩いているとセルフのうどん屋をいくつも見かける。ぼくはなんの予備知識もなしに適当な店に入って、ぶっかけうどん大盛りを食べた。麺のコシの強さが印象的だった。スープはやや甘い醤油味で、つるつるとあっという間に食べてしまった。うまい。しかも大盛りで280円という値段。これは安い。
 ぼくはそれで満足せず、もう一軒のうどん屋に入った。ここでも大盛りのぶっかけうどんを頼む。てんぷらと卵を合わせても500円にも達しない。ここの麺もコシが強かった。スープはやや薄味だったが、麺によく絡んでとても美味しい。うどんがこんなにおいしいものだとは思っていなかった。2軒で大盛りを喰ってさすがに腹が一杯になった。こんなに食べたのは久しぶりかもしれない。
 高松でうどんを食べた後、どこに行こうかと、しばらく悩んだ。うどんを食べて腹が一杯になったためか、やや眠い。昨日健康ランドで熟睡できなかったこともあり、体は疲れている。今日はこのまま瀬戸大橋を渡って、岡山あたりで一泊して刈谷に帰ろう。
 本当は下道で善通寺市まで行きたかった。しかし体が疲れているため、高松から高速道路を使って、瀬戸大橋に向かった。
 ぼくがまだ小学生のころ、おなじクラスの女の子が転校するという。転校先の住所を聞いて、ぼくはノートに汚い字で書いた。香川県善通寺市。ぼくはその女の子とそれほど親しくはなかったが、香川県善通寺市というのは、それ以来ずっとぼくの頭の片隅にあった。 いったいどんなところだろうとずっと気になっていた。それで善通寺市を通って瀬戸大橋に向かいたかったのだ。
 瀬戸大橋を走っていると雲の間から太陽が顔を出す天気となった。風も心なしか春めいている。ぼくは途中のサービスエリアに車を止めて、ビートの幌をあけた。
 オープンにして走るとやはり開放感が違う。瀬戸内海の小さな島々や運行する船を眺めながらゆっくりと橋を渡った。ひさしぶりのオープンで気分がよかった。
 気分はよかったが体は疲れているのだろうか。とても眠い。今日はぐっすりと眠って疲れを取りたい。瀬戸大橋を渡った本州側の街、倉敷で一泊することにした。しっかりと睡眠をとりたいので、健康ランドではなく、ビジネスホテルを探した。カーナビでホテルを検索して、今日の空きがあるか、携帯電話で確認する。ビジネスイン倉敷が空いていた。値段も一泊5000円と安い。


 ぼくは17時ごろホテルにチェックインした。ホテルのレストランは自販機が置いてあるだけのものだったが、なんとパソコンが置いてあり無料で使用することができた。今回の旅にノートパソコンは持ってきていなかった。ぼくはそこで缶ビールを買い、パソコンを操作し、メールチェックやインターネットで近くの観光地を探した。
 友人Kにメールを出したところ、倉敷は第2の故郷だという返事が返ってきた。
 友人Kが青春時代を過ごした中学校や高校は今はどのようになっているのだろう。
 ぼくは明日それらの学校に行ってみることにした。
 ビールを飲みながらパソコンをいじっていたが、それにしても眠い。ぼくは午後8時くらいに部屋へもどり、眠りについた。


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